平成28年度10月から研究室仮配属予定の物質化学工学科3年生の皆さんへ

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こんにちは!
物質化学工学科教授の吉田司です。後期からは化学英語IIと物質化学工学実験IVのために、研究室への仮配属が予定されています。
まだフルタイムでの研究室活動は出来ませんが、4年次に本格的に始まる卒業研究に向けてのウォームアップ期間にもなります。

吉田研究室は10号館2階にあって、無機、有機の半導体材料やそれらが複合した新規ハイブリッド材料の溶液プロセスによる合成と、これを用いた太陽光エネルギー変換・貯蔵システムについての研究をしています。印刷やメッキなどの安価な方法による軽量フレキシブルなフィルム太陽電池の産学連携による実用化開発、全く新しい材料、構成、原理による新コンセプト太陽電池、太陽光で得た電力で化学燃料を得る人工光合成や安価な材料による巨大蓄電システムなどが研究課題です。

再生可能エネルギーは人類共通の重要課題ですが、大規模な実用化には大きな困難が伴います。特に、エネルギー問題や環境問題を抜本的に解決したいという理想論だけではなくて、その究極の目標に向かう道のりにおいて、人々に喜ばれる「具体的な価値の創造」をいかに実現するのか、がこの分野の研究開発においてとても重要です。そもそも、資源・エネルギーの獲得競争が常に戦争の理由であり続けたことを考えれば、再生可能エネルギーが創る未来を目指すことは、戦争のない未来を目指すことであり、全人類に共通の幸せの追求に他ならないのです。

皆さんとは、3年生前期の「化学英語I」で一緒でした。どうでしたか?勉強になったでしょうか?グローバル化の時代に活躍する研究者にとって、共通言語としての英語が必須であることは当然ですが、グローバルな課題であるエネルギー問題に取り組む我々の研究グループではさらに重要です。化学英語IIではさらに実践的な英語能力の獲得を目指します。
有機太陽電池分野では、米国、オーストリア、ドイツ、フランスなどの大学と密接な共同研究を行っています。また、実用化のための研究開発では産業界との交流も盛んです。これらの研究活動を通じて、素晴らしい未来を創造する力となる能力とセンスを身に付けていって欲しいと思います。
頑張りましょう!

研究室の事をもっと知りたくなった人、英語の勉強の相談がある人など、どんどん研究室に足を運んで下さい。メールや電話で連絡をくれれば、出来る限り対応します。

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