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    吉田研究室では、溶液からの電気化学析出、化学析出反応を利用した機能性材料(薄膜やナノ微粒子)の創出と、それらのデバイス応用、特に太陽光エネルギー変換システムについて研究をしています。無機化合物半導体や、それらと有機半導体材料が複合化したハイブリッド材料を電解メッキの手法で薄膜化することが出来ます。その原理の解明や制御手法と電気化学計測や様々な分光計測によって明らかにする研究課題や、そうして得られた新材料の機能を利用したデバイス創出に関する研究課題があります。中でも、低価格化が求められる次世代型の太陽電池が重要な研究ターゲットです。
吉田研究室は、山形大学有機エレクトロニクス研究センターの有機太陽電池部門の中心研究室でもあることから、次世代型の有機太陽電池の研究も盛んに行っています。色素増感型や、バルクヘテロ接合型有機薄膜太陽電池の研究を経て、近年は有機電荷移動錯体結晶を用いて、20%超の変換効率を達成することにチャレンジしています。
    持続的発展が可能な社会(Sustainable Society)の実現には、石油、石炭、天然ガスなどの化石燃料や核エネルギーなどから、太陽光、バイオマス、風力、水力、地熱などの自然エネルギー、再生可能エネルギー(Renewable Energy)に100%シフトすることが将来的に必要になります。中でも日本の地理的、気候的条件からは、太陽光発電が最も有望です。希少元素や毒性元素を用いず、安価に大量合成可能な有機半導体材料を、印刷や塗布などの高速安価な製法で膜化し、太陽電池とすることが出来る有機太陽電池は、太陽光発電が基幹電力となる将来、年産数TW(テラワット)の生産量を維持出来る唯一の候補です。再生可能エネルギー100%のその日が一日でも早く来るように、我々は有機太陽電池の研究に総力を挙げて取り組んでいます。


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